コミュニケーション5「傾聴のスキル」
2024/04/30
皆さん、おはようございます。。
合同会社Help Your Careerの山本弘和です。
今年の4月~6月はコミュニケーションについてお話ししていきますね。
コミュニケーションが得意な方、苦手な方もぜひご一読頂けると嬉しいです。
第5回は「傾聴のスキル」
皆さんは、傾聴のスキルと聞いて何をイメージしましたか?
前回の冒頭でも書かせて頂きましたが「オウム返し、あいづち、要約」が傾聴のスキルになります。
その中で特に私(=キャリアコンサルタントの山本弘和)が大切にしている3つの点についてお話ししていきます。
1つ目は「スピード」です。
相手より気持ちゆっくり話す手法です。
ついつい話しを聴いていると話しテンポが速くなる方が多いと思いますが、それでは意味がありません。
相手より少しだけゆっくり話すだけで、落ち着いて話しができ、相手もリラックスすることができます。
2つ目は「ミラーリング」です。
これは相手の喜怒哀楽の表情に合わせる手法です。
相手が嬉しそうな顔で話していれば一緒に嬉しそうな顔をして、悲しそうな顔をしていれば悲しそうな顔をすれば良いです。
これは相手をしっかり見ていないと出来ないので、しっかり相手の表情をチェック(観る)するようにしてください。
もし悲しい話しをしているのに、笑っていれば要注意です。
これはアンビバレントと言って話しと表情が乖離しており、ここには必ず隠された意味があります。
ここは必ず、相手に「悲しいお話ししているのに、笑っていらっしゃるように見えるのですが、、、」と聴くようにしてください。
きっと、ここで大きな話しの転換期があるはずです。
3つ目は「オウム返し」です。
これが一番重要なスキルです。
既にご存知の方も多い方思いますが、相手の言った言葉をそのまま言葉通り返せば良いという手法です。ただこれだけだと意味がありません。
ポイントは気持ちのこもったオウム返しができているかです。
例えば、相手が
「昨日は残業で、今日も残業なんです。イヤになります。」
ここでポイントは
「イヤになります」ではなく「今日も」
相手は「イヤになる」と確かに気持ちが出ているので、棒読みでオウム返しする方が多いですが違います。
私なら「○○さんは昨日は残業で、今日も残業なんです。イヤになりますよね。。。」
といったように名前を呼び掛けて、青文字のところをゆっくりとお話しするようにします。
そうすることで、相手はこんなことを言ったのかと自問自答するようになり、また自分事だということを意識させることで、愚痴ではなく、本音が出てくるようになります。
本音が出てこない聴き方は、単なる世間話です。それなら誰でもOKです。
ではなく、「あなただからこそ」と言ってもらえるようにしましょう。
以上3つが傾聴における私が考える最重要スキルとなります。
1つでも良いので試してみてはいかがでしょうか?
本日のお話しはここまです。
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次は5月7日(火)です。第6回は「質問」
※毎週月曜日の朝8:00に更新(祝日の際は火曜日)。
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