コミュニケーション4「傾聴の基本」
2024/04/22
皆さん、おはようございます。。
合同会社Help Your Careerの山本弘和です。
今年の4月~6月はコミュニケーションについてお話ししていきますね。
コミュニケーションが得意な方、苦手な方もぜひご一読頂けると嬉しいです。
第4回は「傾聴の基本」
皆さんは、傾聴の基本と聞いて、何をイメージしましたか?
多くの方はスキル(オウム返し、あいづち、要約等)をイメージしたのではないでしょうか?
確かにスキルは大事ですが、その前に考え方が分かっていないと意味はないです。
前回の「聴」=「耳、十(たす)、目、心」をお話ししました。
今回は基本的な態度をお伝えします。
傾聴には3つの要素があり、それが「受容、共感、一致」と言われています。
内容は
・受容・・・相手の存在をありのまま受け止める気持ちと姿勢
・共感・・・相手の立場に立って「みたり、感じたり、考えたり」すること
・一致・・・否定や歪めたり、隠したりせず、そのままの自分を受け入れること
少し言葉が難しいので、具体例を出して考えていきましょう。
受容とは、私の上司(先輩)はいつでも悩みや話しを聞いてくれる時は、関心を持って聞いてくれるし配慮もある。よって相談しやすい雰囲気がある。
逆に、私の上司(先輩)はいつも忙しそうで、話しをしてもPCに向かって聞いているのか分からなし、相談する気になれない。
共感とは、私の上司(先輩)は一緒に考えてくれたり、時には悩んでくれたり、本当に私の身になって接してくれる。
逆に、私の上司(先輩)は何を言っても結局は否定されるか、上司(先輩)の意見ばかりを聞かされる。私の身になって考えていない。
一致とは、私の上司(先輩)は言っていることと実際に行っていること(言動)が一致しており、すごく信頼のできる。
逆に、私の上司(先輩)は部下に厳しく、自分に甘く、見ていて腹が立つ。
もちろん書いていることはシンプルのため、なるほどね。と思われた方は多いと思います。
ただもう一度、読み返してください。決定的に違うことがあります。
それは
「相手目線」か「自分目線」です。
「受容、共感、一致」が上手な方は「相手目線」を常に持っており聴き上手です。
逆に下手な方は「自分目線」です。
もし、あなたが「私は相手の気持ちがすごく分かる」と自信を持っている方は気を付けてください。
それは自分目線のため、本当は相手からは「分かってくれない人」と思われている可能性があります。
皆さんは話しを聴く時に「相手目線」と「自分目線」どちらでしょうか?
少しの意識で聴き方も変わります。
本日のお話しはここまです。
弊社HYCの研修または個人向けの傾聴力トレーニングがございます。
傾聴力を身に付けると人間関係は必ず改善します。
興味の持って頂いた方は、ぜひ一度ご連絡ください。
必ず良い変化があります。
もし現在、貴社で行なっている研修で少しでも
「このままで良いのかな?」
「本当に受講者のためになっているのかな?」
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と上記のようなことを感じているのであれば、ぜひ一度、弊社にご連絡頂ければ幸いです。
※相談料は無料です。
次は4月30日(火)です。第5回は「傾聴のスキル」
※毎週月曜日の朝8:00に更新(祝日の際は火曜日)。
今ではたくさんの研修会社があり、社長さんや人事の人は迷われている方も多いと思います。
弊社では相談は無料で行っており、何度でもお問い合わせ頂いても問題ございません。
このブログをお読みになって、少しでも弊社に興味を持って頂ければ幸いです。
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