ハラスメント７「２つのセクハラ」

皆さん、おはようございます。。

合同会社Help Your Careerの山本弘和です。

 

今年の7月～9月はハラスメントについてお話ししていきますね。

ハラスメントに興味がある方はぜひご一読頂けると嬉しいです。

 

第7回は「２つのセクハラ」についてお話しします。

皆さん、セクハラ（＝セクシュアル・ハラスメント）は絶対ダメということはご認識頂いていると思いますが、２つのタイプが型があるのはご存知ですか？

 

それは

・対価型セクシュアルハラスメント

・環境型セクシュアルハラスメント

 

ここで以前、とある会社の専務さんからお話しを聞いた時にゾッとした話しです。

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私の会社でAさんの紹介でBさんが入社しました。BさんはAさんから「Bちゃん」と呼んでいるのを見て私もBさんをそれ以降「Bちゃんさん」って呼ぼうと思って、先日、Bさんと2人きりの時に「Bちゃんさん」って呼びました。そしたらBさんも喜んでいるみたいで嬉しいです。物静かなBさんですが、それ以降、肩をポンポンと突いたり、目が合うと「Bちゃんさん」ってAさんにバレないように呼んでいます笑

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これを読んで何も思わなければ、あなたはセクハラをする可能性があります。

 

もしかしたら恋愛に発展する可能性は無きにしもあらずですが、これはアウトです。

具体的に見えていきましょう。

 

では

１つ目の「対価型セクシュアルハラスメント」とは

「労働者の意に反する性的な言動に対する労働者の対応（拒否や抵抗）により、その労働者が解雇、 降格、減給、労働契約の更新拒否、昇進・昇格の対象からの除外、客観的に見て不利益な配置転換等 の不利益を受けることです」

要するに「権力を駆使してセクハラをするな」ということです。

 

２つ目の「環境型セクシュアルハラスメント」とは

「労働者の意に反する性的な言動により労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に 重大な悪影響が生じる等その労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることです」

要するに「誰であろうと就業環境を害するな」ということです。

※参照（厚生労働省　都道府県労働局雇用環境・均等部）P.8より抜粋

 

そこで上記の条文の中で出てくる「性的な言動」とは

①性的な内容の発言「性的な事実関係を尋ねること、性的な内容の情報（噂）を流布すること、性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘い、個人的な性的体験談を話すこと等

②性的な行動「性的な関係を強要すること、必要なく身体へ接触すること、わいせつ図画を配布・ 掲示すること、強制わいせつ行為等」

※参照（厚生労働省　都道府県労働局雇用環境・均等部）P.7より抜粋

 

気を付けるポイントは「異性から見てどうなのか」です。

同性から見てもOKでも異性見てNGであればアウトです。

 

冒頭で示したお話しは、その専務は何も問題がないと思っており、私が同性だから話しをしたのだと思います。おそらくセクハラを受けているご本人は毎日が嫌でしょうしょうがない状態だと思います。その専務にハラスメント研修しましょうか？とお伺いしたのですが

「うちの会社ではそんなことは必要ない。そんなハラスメントなんて起こっていない。」

とキッパリと言われました。あ～残念でしかない。。。

 

こうやってハラスメントはしている本人は気付かず、どこかで大きな痛手をもらうことになります。そして社会的な信頼を失うだけです。

 

もちろん受けている人を助けることが最優先事項ですが、その前提としてハラスメントがない環境づくりがすることが重要です。

 

あなたの会社ではいかがでしょうか？

変なあだ名で呼びあっていませんか？

 

少しチェックしてみてください。

 

 

本日のお話しはここまです。

 

 

弊社HYCのハラスメント教育には力を入れています。

ハラスメントを受けない、ハラスメントを起こさない風土を一緒に作りましょう。

興味の持って頂いた方は、ぜひ一度ご連絡ください。

必ず良い変化があります。

 

 

もし現在、貴社で行なっている研修で少しでも

「このままで良いのかな？」

「本当に受講者のためになっているのかな？」

「研修して１週間後には皆、忘れているな」

と上記のようなことを感じているのであれば、ぜひ一度、弊社にご連絡頂ければ幸いです。

※相談料は無料（日曜日相談はこちら）です。

 

次は8月19日（月）です。

※毎週月曜日の朝8：00に更新（祝日の際は火曜日）。

 

 

今ではたくさんの研修会社があり、社長さんや人事の人は迷われている方も多いと思います。

弊社では相談は無料で行っており、何度でもお問い合わせ頂いても問題ございません。

 

このブログをお読みになって、少しでも弊社に興味を持って頂ければ幸いです。