メンタルヘルス８「不調者の多い企業の特徴」

皆さん、おはようございます。。

合同会社Help Your Careerの山本弘和です。

 

今年の10月～12月はメンタルヘルスについてお話ししていきますね。

メンタルヘルスに興味がある方はぜひご一読頂けると嬉しいです。

 

第8回は「不調者の多い企業の特徴」についてお話しします。

メンタル不調者が多い会社には、共通して以下のような特徴が見られることがあります。これらの要因が複合的に絡み合うと、従業員の心の健康が損なわれるリスクが高まります。

以下に該当項目が1つでもあれば、今すぐにでも改善しましょう。

 

①長時間労働が常態化している

特徴:

定時を大幅に超える残業が日常化している。

「休む＝怠けている」と捉えられる風潮がある。

時間外労働や休日出勤が評価される文化がある。
影響:

心身に過度な負担がかかり、ストレスや疲労が慢性化する。

ワークライフバランスの欠如により、リフレッシュの機会が減少。

②職場の人間関係が悪い
特徴:

職場内でのハラスメント（パワハラ・セクハラなど）が発生している。

上司が一方的に命令するだけで、部下の意見を聞かない。

同僚間の対立や、チーム内の連携不足が目立つ。
影響:

人間関係の悪化が大きなストレス源となる。

職場に居づらくなり、孤立感や不安が増加。

 

③評価や報酬が不公平
特徴:

業績や努力が正当に評価されない。

仕事量が多いにもかかわらず給与や昇進に反映されない。

「えこひいき」が横行し、不公平感が蔓延している。
影響:

モチベーションの低下や、不満の蓄積。

努力しても報われないという無力感や絶望感が広がる。

④過剰なプレッシャーがかかる
特徴:

売上や業績の目標が非現実的。

ミスを許さない風潮や、失敗に対する過剰な叱責。

短期間での成果を求められる。
影響:

ストレスが急激に高まり、心の余裕が失われる。

自己評価の低下や、自己肯定感の喪失。

 

⑤サポート体制が不十分
特徴:

従業員が困ったときに相談できる窓口や人がいない。

メンタルヘルスケアの取り組みが形だけで、実効性がない。

新人や異動者へのフォローが不足している。
影響:

問題が深刻化しやすく、メンタル不調に陥りやすい。

サポートを求めることが難しく、孤立感が強まる。

⑥過度な競争がある
特徴:

同僚同士で成果を競わせる風潮がある。

個人の成績が公開され、プレッシャーを与える仕組み。

失敗した社員が晒し者にされる文化。
影響:

競争による緊張感が継続し、ストレスが増加。

チームワークが損なわれ、職場の雰囲気が悪化。

⑦休暇が取りにくい
特徴:

有給休暇を取得しづらい雰囲気がある。

長期休暇を取ると、周囲からの批判や不満がある。

休むことで仕事が滞る責任を負わされる。
影響:

心身の疲労が蓄積し、メンタル不調のリスクが高まる。

リフレッシュの機会がなく、気分転換ができない。

⑧業務内容や責任が曖昧
特徴:

業務範囲が明確でなく、役割が重複している。

上司の指示が曖昧で、何を求められているのか分からない。

責任の所在が不明確で、トラブル時に押し付け合いが発生する。
影響:

無駄な作業が増え、業務効率が低下。

不安感や混乱が続き、心的負担が増える。

 

⑨会社のビジョンや価値観が共有されていない
特徴:

会社の方向性や目標が不明瞭で、従業員が共感できない。

従業員の声が経営層に届かない。

個々の業務が全体の目標と結びついていない。
影響:

仕事に対する意義を見出せず、やりがいが失われる。

帰属意識の低下や、離職率の増加。

 

⑩文化として「心の健康」が軽視されている
特徴:

メンタルヘルスケアの重要性が認識されていない。

メンタル不調を「甘え」や「怠け」と捉える風潮がある。

心の不調を申告すると、キャリアに悪影響が出ると感じる。
影響:

従業員が心の健康について相談しにくくなる。

問題が潜在化し、深刻化する。

 

以上の項目は、殆どの方は当たり前にダメだと分かっているし、また経営者も上記のことをしたいとは思っていません。

ただ仕事をしていく中で、知らず知らずのうちに魔の手が迫っており、気づいたときには手遅れな状態になっていることが多いです。

 

メンタルヘルスで何か迷った際は、ぜひ一度、弊社にお問い合わせください。

必ず、改善する方向性を一緒に探していきます。

 

 

本日のお話しはここまです。

 

 

弊社HYCのメンタルヘルス研修が得意な研修会社です。

従業員のこころの健康づくりの風土を一緒に作りましょう。

興味の持って頂いた方は、ぜひ一度ご連絡ください。

必ず良い変化があります。

 

 

もし現在、貴社で行なっている研修で少しでも

「このままで良いのかな？」

「本当に受講者のためになっているのかな？」

「研修して１週間後には皆、忘れているな」

と上記のようなことを感じているのであれば、ぜひ一度、弊社にご連絡頂ければ幸いです。

※相談料は無料（日曜日相談はこちら）です。

 

次は11月25日（月）です。

※毎週月曜日の朝8：00に更新（祝日の際は火曜日）。

 

 

今ではたくさんの研修会社があり、社長さんや人事の人は迷われている方も多いと思います。

弊社では相談は無料で行っており、何度でもお問い合わせ頂いても問題ございません。

 

このブログをお読みになって、少しでも弊社に興味を持って頂ければ幸いです。